会社設立.netの質問に答える。

会社設立

会社設立に投資するんですが、気をつけることは何ですか?これは、ベンチャーキャピタルになるということでしょうか?

気をつけなければいけない点は、損失の範囲を意識することです。
書類は大きな問題ではありません。

基本的な内容(すでにご存じかもしれませんが)は次の2点です。

①非上場会社への投資は、株式として証券会社で換金できないため、投資したお金を譲渡や換金によって回収することは極めて困難(ほぼ不可能)
⇒投資の回収は、投資した企業が利益をあげて、配当として回収することになります。
貸付金ではないので、会社に「お金がないから返してくれ!」と言っても返してもらう権限はありませんし(だからこそ、相手は借入金として契約せず、投資として契約するわけです。期限の利益を相手に与えるくらいなら、借入金の契約にする)、上場していないので、自分で営業して取引相手を見つけないことには権利の譲渡による換金もできません。
つまり、その会社が儲からなければ一円も返ってこない、という覚悟が必要です。10年後にの生活資金とか、将来使用する予定のお金なら投資にまわすべきではありません。投資信託にでも投資しましょう。

②オーナーとしての義務が生じるリスクを考慮する。
取締役(経営者)となれば、会社に損失が発生したときに、その責任を問われるのは当たり前ですが、仮に経営に携わらず、単なる出資者であったとしても、投資割合が高い場合オーナーとしての責任を問われる場合があります。
基本的にはオーナー株主用の法理ですが、法人格否認の法理、と呼ばれ、オーナー株主と言える外観があると、会社の借金について肩代わりしなければならない責任が生じます。90%自分一人で出資する場合や、その会社の行動に大きく口出しできる立場がある場合には注意が必要です。